ローフードについて③本当は怖い、食材と食習慣の常識

○本当は怖い、食材と食習慣の常識   (1)肉(あるいは卵)は栄養満点。肉を食べて、スタミナをつけよう。

これは、相当危険で間違った常識です。確かに、私達は栄養やスタミナをつけるために、

焼き肉、バーベキューなどを食べたがりますが、

それで、翌日、元気になって、仕事や勉強をバリバリとこなしている人はいるのでしょうか?

 

むしろ、胃腸のもたれ、下痢、ひどい便臭、食欲不振、美容面では吹き出物、精神面では倦怠感など、

身心の不調に見舞われることの方が多くはありませんか?

 

私達は肉を特別扱いしている割に、大して体調が改善されていない、

むしろ悪化しているような体験をしていますよね。

肉や卵、つまり、動物性タンパク質は消化するのに、

胃腸はとてつもないエネルギーを浪費します。

具体的には、肉の消化にはエネルギーが70%も必要なのに、

実際に使用できる分は、わずか30%。しかも、

消化や分解の過程で、悪性の物質ができ、それを無毒化するために、

消化器官はいっそう働かなくてはなりません。

 

ふだんの食事でも、私達は食後に眠くなりますが、

それほど消化は激しい行為なのです。

動物性タンパク質が増えるほど、消化器官は疲労困憊状態になります。

本来、腸は栄養の吸収以外に、アレルギーを抑制したり、ミネラルを生成したりするなど、

立派な能力を持っているのに、大量の肉の消化に追われて、できなくなります。

死亡者の多い大腸がんは、今までは便秘が原因と見なされてきましたが、

真の発生要因は、野菜が極度に少ない人の、肉食偏重によるのでないかと、主張されています。

大きさが10センチ足らずの膵臓は、肉の消化のために消化酵素を浪費し、時間をおかずして、

砂糖が摂取されると、血糖値を下げるべく、インシュリンが大量に分泌されます。

 

そして、膵臓は疲れ果て、糖尿病や膵炎、膵臓がんになるリスクが高まってしまうのです。

タンパク質は、私達の体を構成する大切な成分です。

ただ、肉だけに頼ってそれを取り入れていると、消化器官の負担は増え、

太りすぎ、生活習慣病の危機も倍増します。

 

(2)肉は安全だが、野菜や果物には農薬が残留していて危険。

これは、誤解に近い常識です。 肉の安全は、完璧ではありません。

「輸入した飼料に危険物質が含まれていた」

「農薬のついた牧草を、あやまって与えた」

「鳥インフルエンザに感染した」などというのは、

現在でもよくニュースになっています。

 

また、市販されているハムやソーセージ等の表示を確かめてみてください。

原材料の肉よりも、小難しい薬品のような名前の方がずっと多く並んでいるでしょう?

これらは、肉に色づけし、腐らないようにするための添加物です。

加工肉は肉というより、薬品の塊のような食材です。

魚貝類は消化に負担が少ないのですが、海洋汚染がひどくなってきている現在、

安全とは言い切れません。

野菜や果物の場合、心配ならば、よく洗えば大丈夫です。

あるいは、有機農法で栽培されたものを買うこともできます。

 

(3)炭水化物は太るからダメ。摂取するなら、タンパク質こそ○。

これは太りすぎの原因を、炭水化物の過剰摂取だけに限定して、

タンパク質を完璧な栄養と信じこんでいる、危険な常識です。

動物性タンパク質の怖さについては、すでに述べましたが、

私達が肥満の危機にさらされるのは、炭水化物と動物性タンパク質を一緒にとるからです。

この二つは、別々の消化酵素を必要とするので、混ざりこんでしまうと、能率のよい消化と吸収ができません。

胃ならば、通常約3時間で消化できるものが、炭水化物と動物性タンパク質の食材だと、

8時間以上かかり、完全に排泄されるには、5日以上も必要です。

 

そして、炭水化物と動物性タンパク質は、長く腸内にとどまっているうちに、

発酵や腐敗を起こし、そこから発した有毒物質が血を濁らせます。

その他、宿便増量、悪性腸内細菌の増殖など、細胞や組織に対するダメージは、計り知れません。

 

(4)牛乳および乳製品は、健康(体)にいい食品である。

動物性タンパク質が含まれている食品ですから、これは大間違いです。

栄養価の高さを強調されますが、想像してみてください。

牛乳が本当にすぐれた栄養があるのならば、成牛になっても飲み続けるはずですし、

他の動物もまた、牛乳を飲もうとねらうはずですよね。

人間と牛という、種が違いすぎる生き物から発する分泌物が、私達の体に合うはずがありません。

牛乳のアレルギー体質の方もいらっしゃるほどです。

 

(5)健康のため、バランスのいい食事をとろう(または、バランスのいい食事を続けていれば、健康になれる)。

いいえ、むしろ、現在における、生活習慣病激増の背景には、

このバランスのいい食事思想にあるのかもしれません。

日本でも現代栄養学が浸透していくにつれ、逆に、太りすぎと生活習慣病が、急激に増加してしまいました。

消化器官の働き、炭水化物と動物性タンパク質の関係等、真の栄養摂取について配慮されていないため、

カロリー過多、タンパク質過剰になっているのです。

 

  (6)砂糖(甘いもの)は、脳の栄養である。

ブドウ糖は確かに栄養ですが、精製された砂糖(白砂糖)は脳だけでなく、

全身の健康を害する危険食品なのです。

まず、白砂糖は体内に入ると、速やかに吸収されて、血液中の血糖値を急上昇させます。

血糖値を正常に戻すために、膵臓はインシュリンを大量に分泌する負担を強いられます。

その他、白砂糖にはほとんど栄養がないので、体は役立てようがありません。

逆に、白砂糖の強烈な成分を懸命に中和しようとして、体内の大切なミネラルが消費されます。

骨の中のカルシウム、体内の酵素の活動に欠かせないマグネシウム、

糖や脂質の代謝に必要なビタミンB1までもが無駄に失われてしまうのです。

白砂糖が含まれる食品を食べるほどに、体は通常の活動をできにくくなり、

抵抗力が失われる、というわけです。

 

こんな白砂糖なのに、脳に対して麻薬類似の作用を起こして快感を演出し、

甘いものへの要求を高めます。

ダイエッター様の中には、どんな食品よりも、スイーツが欲しくてたまらなかった、

あるいは、甘いもの食べたさによって、ダイエットを失敗した、という経験があるのではないでしょうか?

それらは、この白砂糖の恐ろしい作用によるものです。

精製された白米、小麦粉などにも、同様の危険性があります。

 




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