合成添加物は人体に悪影響を与える。 その解釈の裏には、“良い面”も隠れています。
消費期限を長持ちさせるなど食品の安全性を考慮すると、
一概に不要なものとは断言できません。
しかし、タール色素や亜硝酸ナトリウムなど発がん性が指摘される食品添加物へのジレンマもあります。
結局のところ、現在の日本で合成添加物を一切摂取しない食生活を持続するのは、
極めて非現実な話ではないでしょうか。
これまでの内容をまとめると、 スーパーやコンビニ、レストランや居酒屋など食品を体内に吸収する環境において、
ほとんどのケースで添加物が含まれていることになります。
でも、体のことを考えるなら、なるべく合成添加物は避けたほうが得策と言えます。
体への安全性を気遣うということは、日頃の食生活に気を配ることと同じ。
いくら発がん性が高いと噂されていても厚生省の認可を受けている以上、
「食べる」「食べない」の判断は最終的には自己責任です。
身近なところから気にかけ、一人一人が食品添加物への認識を高めていく必要があるでしょう。