(英名Japanese beech)(イラスト)は樹皮が暗灰色であり,葉の裏に白色の絹毛が残り,殻斗が堅果より短く,その柄が3~4cmと細長い。岩手県から熊本県南部までの太平洋側に多く分布し,ブナよりやや低標高にはえる。…. 日本に分布するブナ属は、ブナとイヌブナの二種である。 ブナは鹿児島県以北、北海道南部の黒松内低地以南にかけてほぼ全国的に分布する。 これに対し、イヌブナは宮崎県以北、岩手県までの主に太平洋側の各県を中心に分布する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 15:03 UTC 版), イヌブナは、樹高約25mであり、幹の直径は70cmにもなる。日本の本州(岩手県花巻市以南)、四国、九州に分布する。葉序は互生で、葉の形は楕円形で、先端は尖り、縁は針のように尖ったギザギザである。花は5月ごろに咲き、花序は尾状花序である。樹皮は暗灰褐色であり、イボ状の皮目が目立つ。本年枝は、はじめ暗紫色で淡褐色の軟毛が密生するが、すぐに無毛となる。前年枝は、黒紫色である。果実の形状は、ブナに似るが、柱頭がブナより花皮から長く飛び出している。殻斗は、熟すると4裂し、2個の果実が露出する。日本の山野に自生し、中部地方より寒さの厳しい地域の日本海側では、ほとんどみられない。, Weblioでは、統合型辞書検索のほかに、「類語辞典」や「英和・和英辞典」、「手話辞典」を利用することができます。辞書、類語辞典、英和・和英辞典、手話辞典は連動しており、それぞれの検索結果へのリンクが表示されます。また、解説記事の本文中では、Weblioに登録されている他のキーワードへのリンクが自動的に貼られます。解説文で登場した分からないキーワードや気になるキーワードは、1クリックで検索結果を表示することができます。, All text is available under the terms of the. そのうち、南極ブナ属を除いて全て北半球の冷温帯に広く分布しています。我が国ではブナとイヌブナの2種が分布しています。 我が国のブナは晩氷期(1万2000年前)頃を境にして、北緯39~40°以南の多雪地を中心に分布を拡大しました。 ブナとイヌブナ.