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特に、カビが生えている辺り(出来るだけ広く)に洗剤を頒布し、30分から1時間後に清潔なぞうきんで拭き取り、さらに、もう一度噴霧して拭き取りをします。これをすることで、カビが除去出来ます。生活環境の改善とこれらの一次対応でカビの発生が収まるかどうかを確認していきます。, 貸室の利用方法の改善と一次対応を行っても改善されない場合は、カビ取り業者などの専門家への相談をお勧めします。 また、カビの発生は1部屋のみで発生しているのか、それとも他の部屋でも発生しているのかは必ず確認しておきましょう。
自己対応して不動産管理会社には連絡していないだけで、実は他の部屋でも頻発しているというケースもありますので、少なくとも上下左右の階の入居者へヒアリングを行うことをお勧めします。※ヒアリングの際には、他の入居者を不安にさせないように住環境に関するアンケートといった形をとるのが良い場合もあります, 排水の漏れなど建物自体(建物設備)に明確な落ち度があった場合には、クレームから費用補填の請求を受ける可能性は高くなります。しかし、こういった場合にこそ落ち着いて対応することが重要です。, 建物の欠陥など貸主に明確な落ち度がある場合には、修繕費用はもちろん、その期間中に発生したホテル代や病院代などは負担しなくてはなりません。ただし、費用負担をする際には、それを客観的に証明できるもの(ホテルの領収書や病院の診断書等)を提出してもらいましょう。また、これらのやりとりについて、口頭で行った場合、後から反故にされる可能性があるため、必ず書面に残る形で対応を進めていくことが必要です。, 一般的に、物理的な瑕疵(カビの発生)について、「物理的な瑕疵が修復された段階で、それに伴う心理的な瑕疵も修復される。」と法律上は解釈されます。, つまり、漏水などによってカビが発生した場合に、その原因である漏水やカビ被害が物理的に修復された段階で、心理的な瑕疵も修復されたと解釈されるので精神的な慰謝料を請求することはできません。ただし、健康被害などの実害については賠償の責任はあります。, ただし、ここまでくるとその他の要因も絡まった個別ケースとなりますので、弁護士等の専門家へご相談されるのが良いでしょう。, 前述の通り、大家さん(不動産管理会社)には、家賃の対価として「借家人に対して貸室を使用できる状況で提供する義務」があります。それに対して、入居者さん自身も「善管注意義務」といって、貸室を適切に利用する義務を負っています。, 設備の故障や建物構造上の問題であれば、貸主の責任範囲でありますが、「結露しているのを放置していた」「お風呂のお湯を張りっぱなし」などの借主の生活行動が起因して発生したものについては、借主自身で対応する責任があります。, 事実、国土交通省が発行している原状回復のガイドラインにおいても、結露によるカビ、シミは大家さんや管理会社に報告が必要で、手入れを怠り放置してカビやシミをつくってしまった場合は自然損耗と認められず、原状回復費を支払わなければならないとされています。, 「善管注意義務なのだから」と突き放した対応をすべきではありませんが、「誰の責任範囲であるか」ということは、貸主・借主双方が理解して、一緒にトラブル解決に向けて協力していくように対応を進めていくことが不動産管理会社としては求められています。, ここまで、「カビが発生しているのでなんとかしてほしい!」と連絡があった場合の対応方法について解説していきましたが、一連の対応については不動産管理会社と入居者さんが協力をしながら解決していくことが必要となってきます。, もしも、建物設備の故障・不具合が原因でカビが発生、健康被害が出てしまった場合などについては、貸主がその費用を賠償する責任が発生します。一方で、借主にも善管注意義務があり、その貸室を借り受けている立場であるため、自分自身でも予防や対応を行うことが課せられています。, 気温や湿度などの外的要因によって左右されやすいカビ発生問題については、原因の特定がなかなか難しいため、大家さん・入居者さんが協力して解決に向けて対応できるように間を取り持つことがマンションやアパートの管理会社として求められる部分ではないでしょうか?, この記事は「クラウド賃貸管理ソフトReDocS(リドックス)」が運営しています。私たちは、「不動産管理ソフトを活用することで解決できる課題」だけでなく「不動産管理に関わる全ての悩み」を対象として様々なことをお伝えしていきます。, 入退去時に契約者とトラブルになりやすいケースの1つとして、「設備と残置物の取り扱い方法の違い」について取り上げてまとめていきます。, 騒音トラブルは入居者間のトラブルの中でも発生率が高く対応が難しいクレーム案件の一つです。騒音トラブルへの対応方法について紹介。, 隣人の騒音トラブルなどが原因で入居者から契約を解約する際に退去費用を請求された場合、大家さんは費用負担しないといけないのでしょうか?, ここでは、所有・管理している不動産で契約書がなかった場合のトラブル対応方法を紹介していきます。, 私たちはまだまだ成長途中のシステムです。賃貸管理の基本業務に加えて、私たちにできることはこれからどんどん増えていきます。お客様の成長に負けないように、私たちも一緒に成長していきたいと思っています。, 私たちがご提案するのは"ちょうど良い賃貸管理ソフト"です。とっつきにくい高機能なシステムではなく、身近でシンプルな不動産管理ソフトでありたいと思っています。, リドックスは「かんたんで、すぐに使えて、便利」なクラウド型の賃貸管理ソフトです。契約書や家賃管理表などの書類作成はもちろん、賃貸管理業務全体を楽にするのがリドックスの特徴です。, リドックスは多くのお客様に支えられてここまで開発を進めてこれました。単に賃貸管理ソフトを販売するだけでなく、「最適な体験」をご提供できるようにサービスの向上に努めてまいります。.
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