文化遺産、自然遺産の両方の価値を兼ね備えたものが対象。現在ドイツでは、このカテゴリーに分類されるものは登録されていない。, (出典・参照:UNESCO / Culture / Intangible Heritage / Lists / Browse the Lists), 無形文化遺産は、伝統的な音楽や舞踊、演劇や工芸技術などその国の歴史や文化、生活風習に結び付いた重要な文化財とされているもの。ドイツでは、2017年にパイプオルガンの製造技術と音楽が認定された。, ユネスコ加盟国の195カ国のうち、ツバル、ナウル、ソマリアの3カ国を除く192カ国とバチカン市国が締約している。世界遺産の総数1121件の内訳は、文化遺産869件、自然遺産213件、複合遺産39件となっている。, ドイツではドレスデンのエルベ渓谷に架けられた橋が原因となり2009年に登録を抹消された。そのほかにも、ケルン市の再開発計画によってケルン大聖堂が登録抹消の警告を受けたことがある。, (参照:Anzahl der Denkmäler in der UNESCO Liste des Welterbes* in Deutschland nach Bundesländern), 危機遺産とは、観光客の多さで現状の姿を保つことが危ぶまれるものから、再開発や生態系・環境の悪化、戦争や紛争などにより存続の危機にさらされているもの。世界では現在54件(2017年調べ)が認定されている。ちなみにドイツではこのカテゴリーの登録は現在のところはない。, さかのぼること18世紀、プロイセン王のフリードリヒ2世が、ポツダムの地に夏の離宮としてサンスーシ宮殿の建設を命じたことを皮切りに、ポツダムとベルリンには歴代のプロイセン王による宮殿と庭園が数多く建設された。プロイセン王国の歴史を現代へと継承する貴重な建造物として、サンスーシ宮殿のほかに、シャルロッテンホーフ宮殿、ツェツィーリエンホーフ宮殿、ザクロウ地区の救世主教会、バーベルスベルク宮殿、孔雀島など多くの建造物や場所が登録されている。, 1919年、建築家のヴァルター・グロピウスによってヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合教育を行なう学校、バウハウス。洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた、ドイツのモダニズム建築の礎を築いた。2019年にバウハウス100周年を迎え、それに合わせて新たにバウハウスミュージアムがオープンした。世界遺産にはバウハウス・デッサウ校とハウス・アム・ホルンの2カ所が登録されている。, ゴシック様式の建築物の中で、世界最大規模を誇るケルン大聖堂。600年もの長い歳月をかけて1880年に完成されたこの大聖堂は、大きくそびえる2本の塔が圧倒的な印象を与える。2004年にはケルン市の再開発を理由に
2006年 レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ 2001年 エッセンのツォルフェアアイン炭鉱業遺産群 2004年 ムスカウ公園
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1314/, ワッデン海の外縁にはいくつもの島が並んでいます。それらの島々へは、対岸の各港町からフェリーで渡ることができます。